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センター(研究拠点)紹介

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サイバーセキュリティ研究センター
Cyber Security Research Center

センター長:砂原 秀樹(メディアデザイン研究科 教授)
活動拠点キャンパス:日吉・湘南藤沢

センター概要

 インターネットが社会基盤になるにつれて、そこでの活動が安心・安全に実施できるよう対策を行う必然性が出てくる。これは、単に技術的対策だけでなく、それにともなう組織運営、社会制度、法制度の整備が不可欠である。本研究センターでは、こうした多岐にわたる総合的なサイバーセキュリティ対策を講じるための研究・開発を行うものである。こうした中で、特に以下の3点について研究開発を実施している。インターネットが社会基盤になるにつれて、そこでの活動が安心・安全に実施できるよう対策を行う必然性が出てくる。これは、単に技術的対策だけでなく、それにともなう組織運営、社会制度、法制度の整備が不可欠である。本研究センターでは、こうした多岐にわたる総合的なサイバーセキュリティ対策を講じるための研究・開発を行うものである。ここでは特に以下のテーマについて扱う。
1. 分散型Security Operation Center構築・運用技術の研究開発
2. Trusted Identityに関する研究開発
3. 人材育成のための演習教材パッケージの開発
なお、これらの成果は技術的評価だけでなく、実際に活用し人と社会による評価を受ける。

キーワード・主な研究テーマ

サイバーセキュリティ、危機分析、危機予測、Identity/Trust、教育演習パッケージ

2017年度 事業計画

■前年度より継続する活動内容について、継続する背景・根拠と目標
2016年度に実施した以下のテーマは、2017年度も継続して実施する。
1. 分散型Security Operation Center構築・運用技術の研究開発
2. Trusted Identityに関する研究開発
3. 人材育成のための演習教材パッケージの開発
2016年度は研究実験環境の整備と体制構築に注力してきたため、これらを使って実運用環境での研究開発実験の継続が不可欠である。したがって、これらをセンターの中核研究開発項目ととらえ継続して実施する。特に、1,2は(株)日立製作所との共同研究契約、3はNEDO SIPで採択された事業であるため重要項目として継続する。

■2017年度の新規活動目標と内容、実施の背景
 サイバーセキュリティに関する研究項目は日々刻々と変化を続ける。常にこれらの状況を調査し、新しい研究テーマに迅速に対応できるよう体制を整える。具体的には、各メンバーからの報告を常に集約し新しい研究テーマについて研究開発を開始できるような仕組みを整える。なお2017年度においては、Internet of Things (IoT)に関するサイバーセキュリティに関する課題が増えると考えており、こうした分野の調査を十分に行う予定である。

2016年度 事業報告

■当該年度事業計画に対する実施内容、および研究成果と達成度
 2016年度は、具体的な成果達成のため研究環境の整備と基本機能の検証を行った。分散型SOC構築・運用技術の研究開発においては、実際に慶應内に分散SOCを設置するための準備を行いITCとの調整の他、具体的な環境整備を行った。Trusted Identityについては、OpenID ファウンデーション、FIDOアライアンス等の標準に基づき、IdPの実験環境を準備し研究環境の整備を行った。人材育成のための演習教材パッケージの開発においては、大学院におけるセキュリティ教育コースカリキュラムの設計と重要インフラ企業における教育カリキュラムの設計、企業におけるキャリアパスの整合性に関する検討を行っている。
さらにこうした研究開発において国際連携を図るべく国際シンポジウムを3回実施し欧米の関連組織との連携について協議を行いINCS-CoEの設置を実現し、参加組織とのMoUを締結することができた。

■公刊論文数(件数と主たる公刊誌名)、学会発表件数(国内・国際)、イベントなど社会貢献の実績(年月日、場所)
第二回国際サイバーセキュリティシンポジウム (2016年5月17日、共催米国大使館、三田キャンパス西校舎ホール)
第三回国際サイバーセキュリティシンポジウム (2016年11月1日~2日、共催OASIS、三田キャンパス西校舎ホール)
第四回国際サイバーセキュリティシンポジウム (2017年3月2日~3日、共催笹川財団、三田キャンパス西校舎ホール)

■センター活動を通じて特に成果を挙げた事柄
 2016年度は、研究環境の整備のため検証基盤の確立に注力した。分散SOCの設置に関してはITCと調整を行いそのための体制を整えた。認証基盤に関しては、IdPを設置し新しい認証基盤の実験環境を整えている。教育に関してもすでに実施しているセキュリティカリキュラムを基礎として、望ましいカリキュラムの設計と試行、セキュリティエンジニアのキャリアパスとの整合性の調査を終えている。また、国際連携基盤としてINCS-CoEの整備を行い、英米及び国内の関係組織とのMoUを締結することができた。

所員

所員(兼担)
砂原 秀樹 メディアデザイン研究科 教授
河野 健二 理工学部 情報工学科 教授
中村 修 環境情報学部 専門 教授
武田 圭史 環境情報学部 専門 教授
村井 純 環境情報学部 一般 教授
三次 仁 環境情報学部 専門 准教授
植原 啓介 環境情報学部 専門 准教授
岡部 正勝 総合政策学部 専門 教授(有期)
新保 史生 総合政策学部 専門 教授
手塚 悟 政策・メディア研究科 特任教授(有期)(研究/教育)
鈴木 茂哉 政策・メディア研究科 特任准教授(有期)(研究/教育)
山内 正人 メディアデザイン研究科 特任助教(有期)(研究/教育)

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