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センター(研究拠点)紹介

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システム医療研究開発センター
Center for Systems Medicine: Creating Global Standards to Extend Healthspan and Lifespan

センター長:洪 繁(医学部准教授)
活動拠点キャンパス:信濃町

センター概要

「システム医療研究開発センター」では、医学部・理工学部・環境情報学部など学部組織を横断した研究チームを組織し、各参画企業群と協力し合って、全国民の医療・健康・ゲノム情報を包括的に統合し、また、その共有・解析が可能になる次世代医療ICT基盤を構築するための技術開発を行ないます。また、網羅的分子・画像解析技術により得られる大量の健康・医療・ゲノム情報を個人のヘルスケアに最大限利活用することで、国民の更なる健康寿命延伸に貢献する医学・医療システム開発を行います。その成果を世界に向けて発信し、活力のある理想的な健康寿命百年社会(百寿社会)実現に貢献します。

キーワード・主な研究テーマ

健康長寿、百寿社会、次世代医療ICT基盤、ゲノム医療、システム医学

2018年度 事業計画

■前年度より継続する活動内容について、継続する背景・根拠と目標

 2018年度も引き続き、AMED「糖鎖利用による革新的創薬技術開発事業」の分担研究を行う。また検体管理システムについては、2018年度中に実運用が開始できるように準備を継続していく(洪繁)。

 遠隔医療はいよいよ保健医療として社会実装の段階に入っている。遠隔医療は医療情報のデータベース化に親和性の高い医療形態であり、遠隔医療の推進を通して、次世代医療ICT基盤を構築の促進に貢献したい(岸本泰士郎)。

 各研究については一定の成果を得ているが今後も引き続き継続が必要である(村田満)。

 当教室における様々な質量分析技術を駆使することで、がん細胞、免疫細胞の代謝特性を明らかにし、それぞれの代謝リモデリングの「作用点」を引き続き明らかにしていく(山本雄広)。


■2018年度の新規活動目標と内容、実施の背景

 精神科領域における遠隔医療の準備委員会の委員となり、社会実装に向けて、調整等を行っていく(岸本泰士郎)。

 新たに学内の検体バンキングシステムに対応できるよう、検査室の対応を行ってゆく(村田満)。

 本年度の研究成果より、マウスがん移植モデルを材料としたラマン分光学的解析からがん部において特異的な分子振動シグナルを複数同定した。2018年度はこのようながん特有のシグナルが術前精密検査や術中診断において活用する事が出来るかを臨床サンプルの使用を視野に検討する(山本雄広)。

2017年度 事業報告

当該年度事業計画に対する実施内容、および研究成果と達成度

①慶應義塾大学病院への検体管理システムの導入と運用:2015年度の開発したプログラムを慶應義塾大学病院に導入し、実際の臨床の現場で使用するための準備を行った。2018年度からは、実際に慶應病院の中で実運用される予定である。

②糖鎖解析研究:国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の、平成29年度「糖鎖利用による革新的創薬技術開発事業」の研究開発提案①「我が国の技術の強みと密接な医工連携体制を活かした 標的分子探索・検証のための多角的糖鎖解析システムの構築」(研究代表者坂元亨宇)の研究分担者として、糖鎖解析プログラムの技術開発を行った(洪繁)。

③遠隔で行う精神医療に関する日本医療研究開発機構(AMED)の委託研究:臨床研究等ICT基盤構築研究事業 医療のデジタル革命実現プロジェクト「遠隔精神科医療の臨床研究エビデンスの蓄積を通じたガイドライン策定とデータ利活用に向けたデータベース構築」の研究代表者として、遠隔医療のエビデンスの確立に関する複数の研究を行い、同時に遠隔医療に適したデータベースの在り方について検討、データベースを構築し、運用した(岸本泰士郎)。

④新しい検査項目の開発、新しい検査項目の選定、臨床的有用性を確認するための研究、臨床検査を含む臨床各科との共同研究:検査データの作成や専門的知 識による研究支援を行っている。臨床研究のためのサンプル収集法および情報管理システム法の開発、悪性腫瘍の微少残存病変の実用的な検査法とその効率化、標準化、尿検査の自動化と標準化、POCT( 臨床現場即時検査)の開発と普及、国内外の外部精度管理・精度保証の推進、LC-MS/MS による DNA メチル化定量解析、尿中 ステロイド代謝物解析の開発、微生物遺伝子診断法、特に全自動遺伝子検査装置の開発等で研究成果が得られ、国内外には発信した(村田満)。

⑤メタボローム解析研究:本年度は含硫アミノ酸代謝物ヒポタウリンが大腸がん細胞の酸化ストレス耐性に寄与することを明らかにした。本研究ではCE-MSを用いたメタボローム解析、代謝酵素群の発現解析、イメージングMS技術を組み合わせたオミクス技術によってがん部・非がん部の代謝プロファイリングを調べ、ストレス耐性の新機序を明らかにしており、従来のグルタチオンのよる酸化ストレス軽減機構の他にもタウリン合成系ががん細胞の悪性形質獲得に重要な働きを持つ事が示唆された(山本雄広)。


公刊論文数(件数と主たる公刊誌名)、学会発表件数(国内・国際)、イベントなど社会貢献の実績(年月日、場所)

■公刊論文(英文、和文合計) 
岸本泰士郎10件、村田満38件、山本雄広3件

■学会発表
国内 13件(岸本)、学会発表(国内71件、国際10件:村田満)、国内1件(山本雄広) 

■その他
イベント 15 件(村田満)

・東京都臨床検査技師会学術部 情報システム研修会2017.2.10
・第44回無侵襲心機能検査研究会 2017.2.25
・東京都臨床検査技師会 2017.6.28
・USC研究会 2017.7.8
・茨城県臨床検査技師会 2017.7.9
・第5回首都圏シーメンス免疫フォーラム2017(東京) 2017.7.1
・日本臨床検査専門学院 2017.10.11
・東京都臨床検査技師会学術部 生理検査研究班  2017.10.15
・エムテイビー株式会社 コメディカル育成講座「肺機能検査」 2017.10.27
・ドクターサロン「偽性血小板減少症」ラジオNIKKEI 2017.11
・三重県臨床検査技師会平成29年度第4回生理部門循環生理分野勉強会 2017.11.4
・日本臨床検査専門学院 2017.11.10
・栃木県臨床検査技師会 2017.11.12
・東京都がん検診センター検診センター 細胞検査士養成所 2017.11.16
・関東神経生理検査技術研究会 2018.1.28


センター活動を通じて特に成果を挙げた事柄
 システム医療研究開発センターの活動のおかげで、2016年度にAMED「糖鎖利用による革新的創薬技術開発事業」の採択につながった経緯があり、センターの活動が慶應義塾として大型研究費の採択につながった例である。この研究費は、2019年以降残り3年間継続される予定である。
 

所員

所員(兼担)
洪 繁 医学部(坂口光洋記念講座(システム医学)) 准教授(有期) 
天谷 雅行 医学部(皮膚科学) 教授
梶村 眞弓 医学部(生物学教室 教授
金井 弥栄 医学部(病理学) 教授
佐々木 淳一 医学部(救急医学 ) 教授 
村田 満 医学部(臨床検査医学 ) 教授
洪 実 医学部(坂口光洋記念講座(システム医学)) 教授(有期・医学部)
小崎 健次郎 医学部(臨床遺伝学センター ) 教授(有期・医学部)
増井 徹 医学部(臨床遺伝学センター ) 教授(有期・医学部)
宮田 裕章 医学部(医療政策・管理学) 教授(有期・医学部)
榊原 康文 理工学部 生命情報学科 教授
新保 史生 総合政策学部 教授
岸本 泰士郎 医学部(精神・神経科学 ) 専任講師
山本 雄広 医学部(医化学 ) 専任講師
吉村 公雄 医学部(医療政策・管理学 ) 専任講師
橋本 正弘 医学部(放射線科学(診断) ) 助教(有期・医学部)
合田 徳夫 医学部(坂口光洋記念講座(システム医学) ) 特任講師(有期)(研究)(非常勤)
藤田 卓仙 医学部(精神・神経科学) 特任助教(有期)(研究)(非常勤)
久野 敦 医学部(坂口光洋記念講座(システム医学) ) 共同研究員

所員
井桁 嘉一 先導研究センター 共同研究員
岩瀬 浩一 先導研究センター 共同研究員
内山 秀文 先導研究センター 共同研究員
梶 裕之 先導研究センター 共同研究員
金子 隆 先導研究センター 共同研究員
豊柴 博義 先導研究センター 共同研究員
谷口 晴香 先導研究センター 共同研究員
橋詰 真 先導研究センター 共同研究員
藤田 泰彦 先導研究センター 共同研究員
松竹 治 先導研究センター 共同研究員
的場 亮 先導研究センター 共同研究員

訪問学者
狩野 芳伸 先導研究センター 訪問准教授

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