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センター(研究拠点)紹介

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論理と感性のグローバル研究センター
Global Research Center for Logic and Sensibility

センター長 : 岡田 光弘(文学部教授)
活動拠点キャンパス : 三田

センター概要

人の判断や行動における論理と感性のかかわりについて多層的に解明する。特に、哲学、倫理学、論理学、美学・美術史、文学などの人文科学的研究手法と心理学、行動科学、発達科学、双生児法行動遺伝学、神経科学、脳科学、比較認知科学、系統発生学などの実証科学的研究手法を分野横断的に視野に入れた研究を進める。また、これらの手法を補完する、行動経済学、知識情報科学、精神医学などの手法も導入する。これを通じて人間の知性や行動の理解を目指す。

キーワード・主な研究テーマ

論理、感性、発達、進化、知的情報処理、発達科学、脳科学、合理性、非合理性

2017年度 事業計画

■前年度より継続する活動内容について、継続する背景・根拠と目標
 本研究センターは「論理と感性」の学際研究でこれまで実績を上げてきた。神経科学と生理学融合手法、生物心理学手法、乳幼児被験者や双生児被験者を用いた発達科学的・行動遺伝学的手法、知的障がい双生児被験者を用いた行動遺伝学研究、医療人類学研究手法、哲学、倫理学、美学・美術史学、書誌学・文献学などの人文学系の研究手法など、本センターがこれまで強みとしてきた多層的な研究手法を2017年度も継続的に発展させ、それらの手法により「論理と感性」研究を進める。本センターでは、「論理」と「感性」という二側面から人間を理解することを目標としてきた。論理と感性は互いに補完しあうことをさまざまな観点から捉えてきた。2017年度もこのような観点から研究を進める。人間の理解に向けて、人文科学的手法、心理学などの伝統的実証科学的手法、神経科学的・生理学的手法などにより多層的に研究していく。論理教育支援、コミュニケーション発達支援、論理思考支援、裁判員制度支援などの「論理と感性」の社会的応用面の研究も進展させる。

■2017年度の新規活動目標と内容、実施の背景
 これまでの論理と感性の関わりに関するさらなる新たな多層的研究を展開する。特に、異なる研究手法を持つ研究者たちがそれぞれの手法を持ち寄り総合的に検討する。例えば、情報提示の仕方と判断・論理推論の関係について、司法心理学手法、図的論理手法、行動心理学手法、他属性意思決定手法を用いて分析する。美的作品鑑賞における論理性と感性の関係について美学・美術史研究手法、分析美学手法、神経科学手法などを用いて多層的に考察する。他者のこころの理解、共感性・協力行動などを通じた社会性の基盤について、動物心理学、発達科学、行動遺伝学、行為論哲学、倫理学、教育学手法を用いて分野横断的に検討する。医療人類学手法、神経心理学手法を用いて病理学的側面からみた論理と感性の関係を考察する。ほか新たに、民族考古学手法も「論理と感性」研究に取り入れる。

2016年度 事業報告

■当該年度事業計画に対する実施内容、および研究成果と達成度
 予定通りの進展があった。昨年度に引き続き、人の行動や判断の論理的、認知的側面と感性的側面との関係を、通常の行動データだけでなく、神経科学データ、双生児法を用いた行動遺伝学的データ、乳幼児データも含めて解析した。乳幼児の共同注意、双生児間での協力行動、動物の共感性の研究を通じて、社会認知の基盤についての学際的研究を発展させた。例えば、共通経験による他者の情動状態の共有が動物に対しても認められることを実験で示してきた。また、他者の心的状態の認識に対する神経基盤の研究を進めた。美術作品の美的評価についての美学・美術史研究、分析哲学研究、神経基盤研究を進めた。意思決定と認知・論理との関連性研究及び論理的論証と直観との関係の研究を進めた。乳児のコミュニケー ション能力についての脳機能研究、青年期の推論学習についての学習前後での脳の可塑的変化の研究も行った。感性が思考に与える影響について多層的研究を進めた。特に神経科学的手法と生理学的指標を用いた研究を進めた。日常言語や情報コミュニケーションのための図形論理と論理的意味論を進展させた。昨年度に引き続き、発達障害児などのための発達支援プログラムの開発、論理教育支援研究を行った。
達成度:成果は予想以上の充分な達成度であったと考える。

■公刊論文数(件数と主たる公刊誌名)、学会発表件数(国内・国際)、
 イベントなど社会貢献の実績(年月日、場所)

主な出版論文数: (国際)24本 (国内)45本
主な雑誌: Philosophical Transactions of the Royal Society B: Biological Sciences, Brain Research, Scientific Reports, Animal Cognition, Autism: The International Journal of Research and Practice, British Journal for the History of Philosophy,Computer Science、Computer Science Logic, 美学、科学哲学 、現代儒学
学会発表件数: (国際)61件 (国内)57件  など
主なイベント:
2016年4月15日:センター主催「第145回バイオサイコシンポジウム」開催(三田)
2016年4月20日:センター主催「第146回バイオサイコシンポジウム」開催(三田)
2016年4月22日:センター主催「ドミニク・レステル教授講演及び学際討論“Could Robots Be Alive?”」開催(三田)
2016年8月27日:センター後援シンポジウム“Emotion, interoception, and the sense of agency”開催(三田)
2016年12月11日:センター共催公開講座「発達障害のある子どもたちのための応用行動分析による(Applied Behavior Analysis:ABA)ペアレント・トレーニング」開催(三田)
2017年1月12-13日:センター共催「論理と数学の哲学—論証の哲学に向けて」日仏ワークショップ開催(三田)
2017年2月21日:センター主催「論理と感性グローバル研究センター年度末報告会」開催(三田)

■センター活動を通じて特に成果を挙げた事柄

 人間における感情と思考の関係の理解に関して多層的な成果をあげた。例えば、内受容感覚と未来思考性に関する成果が英語圏最古の学術誌"Philosophical Transactions of the Royal Society"に掲載された。共通経験による他者の情動状態の共有が動物実験でも示された。美的判断・美的評価に対して、美学・美術史的研究、分析哲学研究、脳科学的研究などにより重層的な知見を与えた。論理と感性の精神医学的側面の研究を医療人類学的手法及び認知神経科学手法で進め、成果をあげた。コミュニケーション支援のための先進的プログラムを開発し、その成果を実証した。また関連成果を発表した。論理的意味論の強制法モデル構成に計算論的解釈を与え、ネットワーク情報セキュリティ理論に応用できることを示した。

所員

所員(兼担)

岡田 光弘 文学部 人文哲学係 教授
安藤 寿康 文学部 人文人関系 教授
伊東 裕司 文学部 人文人関系 教授
梅田 聡 文学部 人文人関系 教授
エアトル,ヴォルフガング 文学部 人文哲学系 教授
柏端 達也 文学部 人文哲学系 教授
斎藤 慶典 文学部 人文哲学系 教授
坂上 貴之 文学部 人文哲学系 教授
杉本 智俊 文学部 人文史学系 教授
奈良 雅敏 文学部 人文哲学系 教授
遠山 公一 文学部 人文哲学系 教授
山内 志朗 文学部 人文哲学系 教授
松浦 良充 文学部 人文文学系 教授
松田 隆美 文学部 人文文学系 教授
山口 徹 文学部 人文史学系 教授
山本 淳一 文学部 人文人関系 教授
山本 正身 文学部 人文人関系 教授
伊澤 栄一 文学部 人文人関系 准教授
川畑 秀明 文学部 人文人関系 准教授
北中 淳子 文学部 人文人関系 准教授
平石 界 文学部 人文人関系 准教授
後藤 文子 文学部 人文哲学系 准教授
皆川 泰代 文学部 一般 准教授
寺澤 悠理 文学部 一般 助教
木島 伸彦 商学部 一般 准教授
三村 將 精神・神経科学 教授
入來 篤史 医学部 医学部客員教授
今井 倫太 理工学部 情報工学科 教授
山口 高平 理工学部 管理工学科 教授
今井 むつみ 環境情報学部 専門 教授
前野 隆司 システムデザイン・マネジメント研究科 教授
渡辺 茂 先導研究センター 共同研究員
伊藤 友一 文学部 訪問研究員(日本学術振興会)

所員
浅野 路子 先導研究センター 特任助教(有期)(研究)
秦 政寛 先導研究センター 特任助教(有期)(研究)
染谷 芳明 先導研究センター 特任助教(有期)(研究)(非常勤)
松崎 敦子 先導研究センター 研究員
石川 菜津美 先導研究センター 研究員(非常勤)
榎本 拓哉 先導研究センター 研究員(非常勤)
松尾 加代 先導研究センター 研究員(非常勤)
森井 真広 先導研究センター 研究員(非常勤)
浅野 光紀 先導研究センター 共同研究員
朝比奈 正人 先導研究センター 共同研究員
石塚 祐香 先導研究センター 共同研究員
井出野 尚 先導研究センター 共同研究員
大隅 尚広 先導研究センター 共同研究員
大森 圭貢 先導研究センター 共同研究員
小野 智恵 先導研究センター 共同研究員
熊 仁美 先導研究センター 共同研究員
源河 亨 先導研究センター 共同研究員
小泉 篤士 先導研究センター 共同研究員
香田 啓貴 先導研究センター 共同研究員
小高 真奈 先導研究センター 共同研究員
是村 由佳 先導研究センター 共同研究員
近藤 鮎子 先導研究センター 共同研究員
佐藤 有理 先導研究センター 共同研究員
柴田 みどり 先導研究センター 共同研究員
杉本 雄太郎 先導研究センター 共同研究員
高橋 優太 先導研究センター 共同研究員
谷川 卓 先導研究センター 共同研究員
中村 航洋 先導研究センター 共同研究員
長門 裕介 先導研究センター 共同研究員
西川 しずか 先導研究センター 共同研究員
日根 恭子 先導研究センター 共同研究員
平松 啓央 先導研究センター 共同研究員
星 聖子 先導研究センター 共同研究員
堀 美里 先導研究センター 共同研究員
前田 さおり 先導研究センター 共同研究員
増田 早哉子 先導研究センター 共同研究員
松田 壮一郎 先導研究センター 共同研究員
三浦 大志 先導研究センター 共同研究員
宮坂 敬造 先導研究センター 共同研究員
Mohácsi,Gergely 先導研究センター 共同研究員
山根 千明 先導研究センター 共同研究員

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